2020年4月22日放送の「世界の何だコレミステリー」で友人と沖縄旅行に来ていた女性が急死するという事件が取り上げられます。

女性には保険金2億円が掛けられており、受取人は女性の夫。

夫に疑惑の目が向けられましたが、鉄壁のアリバイがあったそう。

沖縄県で女性急死(保険金殺人)の死因や犯人・結末(ネタバレ)など事件の真相についてご紹介させていただきます。

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沖縄旅行・女性保険金殺人事件の概要

何コレ画像

まずは事件のおさらいからしておきましょう。

1986年5月19日に夫と妻(被害女性)が沖縄県那覇市に旅行に訪れました。

翌日20日に、妻のホステス時代の友人3人も誘われ、那覇空港で合流。

夫は、急用の為そのまま那覇空港に残り、大阪の自宅へ帰宅することに。

妻と友人3人は、その後石垣島へ。

すると突然、妻が大量の発汗・悪寒・手足麻痺で苦しみだしたため、病院へ搬送されるも妻の容体は急速に悪化。

救急車内で心肺停止に陥り、直後に病院に到着するも間に合わず急死

搬送の画像

死因を明らかにする為、遺体解剖が行われましたが不自然な点が多く、死因を明確に掴むことが困難に。

後に、その女性にはおよそ2億円の保険金がかけられていたことが発覚。

保険金の受取人は、亡くなった女性の

彼の言動には気がかりな点が多く、疑惑の目は「夫」へ向けられたが、夫には崩せない鉄壁のアリバイが存在。

のちに、日本中を震撼させる大きな事件であることが判明します。

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沖縄旅行・女性保険金殺人事件の死因

結論から言うと、妻の死因はトリカブト毒が原因でした。

この事件はのちに「トリカブト保険金殺人事件」と呼ばれるようになります。

妻の解剖にあたったのは大野曜吉さん(当時・琉球大学医学部助教授)。

教授の画像

死因がトリカブト毒だと判明するまでに事件発生から5年の月日が経過します。

当初、妻の死因を急性心筋梗塞と診断するも、内臓には病的な異変のない状態で急死に繋がる明らかな異常が無かったことから他殺を視野に入れるようになりました。

不審に思った大野さんは、妻の心臓と血液30ccを保存。

これがのちに事件解決に繋がる大きなカギとなります。

『トリカブト保険金殺人事件』犯人は夫の神谷力!

犯人の画像

結論から言うと、「トリカブト保険金殺人事件」の犯人は夫である「神谷 力」です。

夫が容疑者に疑われた要因は、

  • 保険金の受け取りが夫であること
  • 結婚前、妻に大量の金品を送り、出会って6日目にプロポーズしたこと
  • 公認会計士をしていると言っていたのにも関わらず、公認会計士名簿に「神谷力」の名前が記載されていないこと

が挙げられます。

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犯人(夫の神谷力)がすぐ捕まらなかった理由(鉄壁のアリバイとは)

犯人で夫の神谷力がすぐに捕まらなかった理由や鉄壁のアリバイとは、妻の死までの時間が原因でした。

死因はトリカブト毒が原因だと判明していましたが、

  • トリカブト毒: 摂取後15分〜20分ほどで死に至る
  • 妻の死: 夫の神谷と空港で別れてから2時間後に急

犯人で夫の神谷の言い分(アリバイ)は、

「妻がトリカブトを摂取したと思われる時間帯、自分は飛行機の中(大阪の自宅へ帰宅中)だった」

と言っています。

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『トリカブト保険金殺人事件』の結末や真相

police

容疑者である夫の神谷は鉄壁のアリバイがあり、事件解決は困難と思われました。

しかし事件発生から5年後の1991年、警視庁が夫の神谷を別の事件(横領)で逮捕。

その捜査の過程で、5年前の妻の死が保険金目当ての殺人であった可能性が浮上。

解剖医の大野さんは、死因がトリカブト毒であることを突き止めました。

さらに、

  • 神谷にトリカブトを69鉢売ったという花屋が現れたこと
  • 神谷が借りていたアパートの大家から水道代・電気代料金が異常に高い月があったという証言を受け捜査した結果、畳からトリカブト毒が検出されたこと
  • 神谷にフサフグを1000匹以上売ったという漁師が現れたこと

フサフグ(フグの毒)とトリカブト毒を組み合わせると、死までの時間を調整できることが判明。

解剖医の大野さんが保存していた妻の血液を調べると、フグ毒が検出されました。

『トリカブト保険金殺人事件』の犯人(夫・神谷力)の判決

夫の神谷は一貫して無罪を主張していました。

事件発生から14年後、東京地裁は無期懲役の判決を下します。