天皇が4月30日を持って退位され、新天皇が即位されますが皇族の減少や継承問題が心配されていますよね。
そこで女性天皇はダメなのか、理由や問題点を調査しました。
また、女系天皇と女性天皇の意味の違いにも触れていきたいと思います。
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女性天皇と女系天皇の違い
「女性天皇」と「女系天皇」は一字違いで何が違うんだろうと思いますよね。
言葉は似ていますが意味が全く違うんです。
・女性天皇・・・女性の天皇のこと(1人を指す) ・女系天皇・・・母が皇族で父が民間人の天皇のこと(家系のことを指す) |
女系天皇とは、母が皇族で父が民間人の間に生まれた子供が天皇になった場合に使われる言葉なので男女問わず当てはまります。
仮に愛子様が子供を生まれ、その子供が天皇になった場合
・子供が女の子だと → 女系の女性天皇 ・子供が男の子だと → 女系の男性天皇 |
という風になるんですね。
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女性天皇が認められていない理由
皇室に関する日本の法律を定めた皇室典範(こうしつてんぱん)によると男系男子が継ぐべきだとされています。
なぜ天皇は男性しか認められてないのでしょうか。
権力の問題
天皇は日本のトップとして大きな力を持っていますよね。
日本を自分のものにしようなど悪い陰謀を持った人が天皇になっては日本が壊滅的な状態に陥ってしまいます。
それではいけないので、できるだけ信用のある親戚同士で天皇家で継ぐということになっています。
しかし親戚同士で子供を産むと先天性の病気や障害が高くなるというリスクがある為、血の繋がらない民間から結婚相手を選ぶ必要があります。
民間から選ぶ場合、日本に影響を及ぼさない権力の無い人が良いですよね。
従来、日本では社長や政治家など権力を持つのは男性が多いとされてきました。
そこで結婚相手を選ぶなら権力を持たない女性を嫁に迎える方が良いという流れになったのです。
・男性(天皇)女性(民間)=男系継承 ・女性(天皇)男性(民間)=女系継承 |
信用のある親族側が男性で、権力の無い女性を民間から嫁がせることで、天皇家を維持し日本の安全も守られるという考え方から男系継承となったようですね。
首相の政治信条
実は小泉政権の頃、女性天皇を容認する動きがありました。
有識者会議を経て皇室典範の改正に乗り出そうとした時期があったのですが、悠仁さまがお生まれになり典範改正は断念されました。
そして、現在安倍政権ですが、安倍首相は女性天皇に否定的な意見を持っているので皇室典範の改正や皇族現象の議論が深まることはありませんでした。
しかし、日本国憲法によると
・天皇の地位は主権の存ずる日本国民の総意に基く ・皇位は世襲のもの |
とされています。
この2つに着目すると日本国民の総意に沿っていれば、女性天皇や女系天皇を認めることはなんら問題ありません。
私たちも皇室の在り方を考えていかなければならないということですね。
女性天皇や女系天皇の問題点はあるの?
女性天皇や女系天皇が実現した場合、皇室の純粋な継承という部分に問題が出てきます。
仮に愛子様が天皇になられた場合、夫となる方は民間人ですよね。
夫になる人を山田(仮)とすると、愛子様は山田の姓になり山田家に皇室の皇統権が移る可能性が出てきます。
そうすると、歴代続いてきた純粋な家系ではなくなってしまいます。
しかし、皇族が減少している今、男系男子で継承していくとなるとどこかで途絶えてしまう可能性が非常に高いですよね。
皇室の安定した維持を保つためには女性天皇や女系天皇を認めていく方向で進めていかなければなりません。
実際に、最近では女性天皇を容認しようという動きが出てきています。
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まとめ
女性天皇や女系天皇が認められない理由として、権力や継承が皇族以外の家系に移ってしまう可能性があるということが挙げられます。
しかしこのままでは皇室が途絶えてしまう危険性もあるので女性天皇を容認するという道もあり得るでしょう。
最後までお読み頂きありがとうございました!
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