2020年5月に朝日新聞・産経新聞記者らと賭け麻雀をしていたとして問題になっている黒川弘務検事長の処分が同年、5月21日に決定したようです。
黒川弘務検事長ご自身は辞意を固められていましたが、結果、訓告処分となりました。
黒川弘務検事長はなぜ訓告処分になったのか理由をご紹介させていただきます。
あわせて、「訓告処分とは」についてわかりやすく意味をご紹介いたします。
さらに、訓告処分が決定したことで黒川弘務検事長の退職金はどうなるのか・支払われるのかまとめました。
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訓告処分とは?わかりやすく意味を解説
まず、国家公務員の処分には大きく3種類あります。
種類を処分の重い順から並べたものがこちらです。
【1.懲戒処分】
【2.訓告処分】 【3.文書厳重注意】 【4.矯正措置】 |
今回の訓告処分の意味や内容はこちらです。
→【訓告とは】
法律上処罰の対象とならない軽い処分で、実務上の処分の一つ。
口頭や文書で注意をする処分のこと。
給与や昇格に影響が無いケースが多い。
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黒川弘務検事長が訓告の理由はなぜ?
黒川弘務検事長の訓告処分に納得がいかないという方も多いのではないでしょうか。
人事院の「懲戒処分の指針」は、賭博をした職員は「減給」または「戒告」と規定されています。
にも関わらず、黒川氏は懲戒処分よりも軽い訓告処分。
黒川検事長が訓告という軽い処分となった理由について、政治ジャーナリストの安積明子さんの見解によると、
黒川検事長は5月1日と13日の賭け麻雀とハイヤーの使用を認めましたが、それ以外については不明です。よって訓告処分という軽い処分となったのでしょう。
しかし野党は明日から追及を強めていくことは必至。認めた以外にも賭け麻雀が発覚すれば、政権自体を揺らがしかねません。まだまだ黒川問題は、政権にとって爆弾になる可能性を残しています。
賭け麻雀とハイヤーの使用はそれほど大きな問題では無いとして訓告処分にした可能性があるようです。
また、安倍政権は黒川検事長が検察に欠かせない人材だとし、定年延長に踏み切ろうとしていたことから黒川検事長を擁護した可能性も大きいですよね。
検察庁法改正案が出てからの流れが急展開すぎて、ネット上では
採決見送り→黒川スキャンダル→黒川辞任→稲田の責任問題
めちゃくちゃテンポええんやけどなんかあるんか?🤔
という声も上がっています。
今回の一連の事件は、稲田伸夫検事総長を辞任させるというのが狙いだったのでしょうか。
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黒川弘務検事長の退職金はどうなる?支払われる?
国家公務員退職手当法によると、最も重い懲戒免職処分を受けた場合には退職金の全部または一部を支給しないと規定されています。
しかし、今回のような実務上の処分である訓告処分の場合、退職金に影響は無いようです。
そのため、黒川検事長には約7000万円もの退職金が支払われる可能性が高いです。
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