2020年4月30日放送の「奇跡体験!アンビリバボー」の中で紹介された事件の鍵を握る大量殺人鬼のトミー・リン・セルズ。
トミーリンセルズとはどんな人物で、なぜ大量殺人鬼になってしまったのか。
その理由には彼の不幸な生い立ちが関係しているようです。
また、現在の様子や過去に犯した犯罪もとても衝撃的なものでした。
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トミーリンセルズのプロフィール
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トミーは殺人を犯すことに対して、
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と語っています。
トミーリンセルズの家族や結婚歴
トミーの家族構成は、
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という大家族の中で育ちました。
また、結婚歴ですが過去に、ノラ・プライスという女性と結婚をするも数年で離婚しているため、バツイチだったようです。
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トミーリンセルズの生い立ちが壮絶
トミーリンセルズの出生
トミーリンセルズ、アメリカカリフォルニア州オークランドに双子として誕生。
双子の妹タミーのほかに兄2人弟3人がおり、父親は保険代理店のウィリアム・セルズです。
しかし実の父親は、中古車販売を営むジョー・ラビンズ。
実父ジョーは父のウィリアムがお金に困っている時に助けてくれたそうで、その見返りに妻のニーナを差し出し、双子(トミー)が誕生しました。
保険代理店のウィリアムは保険金目的で双子を自分の子供として育てることにしたそう。
トミーリンセルズの母親
母親はトミーを可愛がることなく2歳になると叔母に育児を押し付けます。
母親が一度もトミーに会いに来ないため、叔母はトミーを養子にしようと手続きを始めます。
しかし、それを知った母親は激怒。
5歳までの約3年間育ててもらったにも関わらず、トミーを連れて帰り二度と叔母には会わせませんでした。
両親からの愛情受けることなく辛い幼児期を過ごしたトミーの心は閉ざされ、わずか7歳で不登校に。
母親はそんなトミーに無関心でさらにトミーの事を嫌っていたそうです。
また、トミーは祖父の影響で、7歳のときから飲酒、10歳の時にはマリ○ナを吸い始めたのだそう。
不運な環境で育ったトミーはのちに母親を強姦未遂しています。
トミーリンセルズは幼少期に性的被害を受ける
トミーが8才のころ、近所に住む男性と友だちになります。
しかし、この男性は小児性愛者で後に性的いたずらをした罪で逮捕。
トミーもこの男の被害者だったことが明らかになっています。
トミーが14才のころ、自ら家を出て貨物列車に忍び込み、移動しながら窃盗を繰り返すという孤独な人生を歩み始めます。
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トミーリンセルズが大量殺人鬼になったきっかけ
トミーが最初に殺人を犯したのは16歳の時。
トミーが泥棒に入った時、その家の主人が少年に性的暴行をしているのを目撃したのです。
その姿が昔の自分と重なり、逆上し殺人に手を染めたと証言しています。
そこからトミーは大量殺人鬼と化し、次々と人の命を奪っていきました。
その間にも、トミーは逮捕されますが2年〜10年で出所してはまた殺人を繰り返すという人生でした。
トミーリンセルズの過去の犯罪
トミーが過去に犯した殺人の数々はこちらです。
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分かっている犯罪歴だけでもこれだけの数があり、本人によると殺人を犯した数は数えてもいないと発言していることからおそらく70人以上は殺害しているのではないでしょうか。
トミーリンセルズの現在やその後は?
トミーは1993年の服役中、双極性障害(慢性的なうつ)と診断されています。
1999年のケイティハリス殺人の罪で死刑に処されます。
その後、トミーは数多くの殺人を自白し、別の殺人の裁判が行われ死刑にプラスされる形で終身刑が課されました。
そして、2014年4月3日トミーが49才の時に死刑が行われ、薬殺刑によって死亡しています。
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